UE5 で Source Control Git を使う
環境: Windows 10 Pro
Git を入れておく
どう入れるかは自由ですが、さくっと scoop で入れます。
scoop のインストール
PS > Set-ExecutionPolicy RemoteSigned -scope CurrentUser PS > Invoke-Expression (New-Object System.Net.WebClient).DownloadString('https://get.scoop.sh')
Git
PS > scoop install git
ログにも出ていますが、これで %userprofile%\scoop\apps\git\current\bin\git.exe
に Git が入っています。
UE5 で設定
Edito の右下に以下のような表示が出ているのでクリック。「Connect to Source Control」が出てくるのでさらにクリック。
以下のようなフォームが出てきます。リポジトリの初期化のための情報や .gitignore
, .gitattribute
, README.md
の追加を聞かれています。
どうなっているか
PS> git show commit 4f05bf38dab4d06e366a1cef98da2ed73dd72eff (HEAD -> master) Author: xxxx Date: Sun Jul 18 09:09:14 2021 +0900 Initial commit diff --git a/.gitattributes b/.gitattributes new file mode 100644 index 0000000..3e8f1d6
initial commit をさせたので、プロジェクトがその時点でコミットに加えられています。
gitignore
Binaries DerivedDataCache Intermediate Saved .vscode .vs *.VC.db *.opensdf *.opendb *.sdf *.sln *.suo *.xcodeproj *.xcworkspace
上記が ignore に加えられていますね。
新しいレベルを追加してみる
新規レベルだと、特に何か表記はでませんね。
コンテクストメニューに、Source Control がでてきます。Checkin をすると コミットメッセージを入力できるようになります。どうやら Git の stage はすっ飛ばす感じ。 一度コミットすると、今度はコンテクストメニューに History が入ってきます。 履歴を見れます。
レベルにCubeでも追加してみる
何かを示すアイコンが付きました。
以下のページからの引用ですが、どうやらチェックアウトしたアイコンになるようです。なるほど、この辺は Git っぽくなっている訳ではなさそう。 Source Control | Unreal Engine Documentation
ただ、一度コミットしたファイルは変更して保存するたびに Source Control もなにかしているようなので、割とリモートリポジトリに都度競合状態等を問い合わせたりするのかもしれない。 **差分を見る 一度コミットすると、Diff Against Depot というメニューも出てくる。 これを実行するとかなりいい感じに差分を出してくれる。どれぐらいの粒度(例えばノードの変更とかも)で出してくれるのかはまだよく見ていない。
以下の記事を拝見すると、いろいろと差分を見ることはできそう。 [UE4]Level BlueprintをDiffする(差分を見る)方法について - Qiita